茶杓 【一夢】 自作藤井誡堂（ふじい　かいどう)大徳寺 三玄院誡堂僧による、珍しい自作の茶杓です(ほとんどの茶杓は製作者は別の方で、僧は箱書きするだけですので)茶杓、筒、箱とも大変状態は綺麗です。茶杓は古い竹を使用され、絶妙に古びた感じが微かに入り、良い表情です。一夢の銘、古ぼけた感じが、はかない感を醸し出しており、大変雰囲気のある茶杓かと思いますただ、長期保管品ですので、ご理解頂ける方、どうぞよろしくお願い致します。藤井誡堂（ふじい　かいどう)1898年（明治31）～1984年（昭和59）大徳寺515世管長大徳芳春院二十二世大徳寺塔頭三玄院住職戦後より大徳寺の復興に瑞巌、雲窓らと共に尽力を示す。特に茶陶に深く追究京焼陶工を指導され、江戸時代の紫野焼復興に功績自作の茶碗、茶杓、茶掛書も数多く製作印名は「誡堂」 「龍寶」(龍宝) 「露堂〃」 「麻弎斤」(「麻三斤」) など